つくばエクスプレス(TX)が、今春のダイヤ改正を行わない方針であることが、首都圏新都市鉄道(東京都千代田区)への取材で分かった。TXでは、昨年3月に大規模なダイヤ改正を行った。
昨年のダイヤ改正ではつくば駅(つくば市吾妻)発の列車の運転間隔を大幅に見直し、快速と区間快速の運転間隔を4分短縮した。平日の運転本数も上下線合わせて12本増発した。
同社担当者は「今後も乗客の利便性向上に努めたい」と話している。
来年3月には新型車両の導入が決まっており、それに合わせてダイヤ改正を行う見込み。同社では新型車両の導入などで、朝の通勤ラッシュ時、1時間に最大25本と現行から3本増発できると試算。混雑率が2割程度緩和すると見ている。