現在閉鎖されている筑波大学平砂宿舎9号棟(つくば市天久保2)とその周辺施設で5月20日から、「平砂アートムーヴメント2019」が開催される。
学生のアート作品を展示するイベント。出展者数は定員を上回り、主催の筑波大、阿部七海さんは「予想していた以上に応募があってうれしい」と話す。芸術専門学群の2年生以上の学生や卒業生だけでなく、体育専門学群生や情報メディア創成学類生の学生もいるという。ダンスパフォーマンスもあり、夜間でも外から鑑賞できる作品も展示する。
5月15日には合評会を行う。阿部さんは「作家同士もコミュニケーションを取りつつ、切磋琢磨(せっさたくま)して制作に向かっていただければ」と話す。
開催期間前までは作家がそれぞれハッシュタグ「#平砂アートムーヴメント」をつけてツイッターで制作の様子などを発信していく。「開催期間中は来場者にもつぶやいてほしい」と阿部さん。
共同代表の栄前田愛香さんは「使われなくなり、普段は入ることのできない建物で展示をすることも魅力の一つ」と話す。阿部さんは「来場者数1000人が目標。たくさんの方に来てもらいたい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~18時(最終日は15時まで)。入場無料。6月2日まで。