現代アーティストで東京芸術大学教授の日比野克彦さんのワークショップ「ヒビノホスピタル」が2月6日、イーアスつくば(茨城県つくば市研究学園C50街区1)で開催される。会場はイーアスホール。
茨城県では、海外の若手アーティストを招聘(しょうへい)する現代美術イベント「アーカス・プロジェクト」を毎年開催。同ワークショップは、今年の企画の一つとして開催する。
日比野研究室付属病院放送部を意味する「ヒビノホスピタル」。参加者は来院者という立場になり、日比野さんや研究生とともに、さまざまな活動を行うという。
同ワークショップシリーズを1999年から継続して行っている日比野さん。昨年は偕楽園(茨城県水戸市)で開催、同園の梅をテーマに、参加者が梅を観察をしたり、梅にちなんだパラパラ漫画的なものを作ったりするなどで、家族連れや若者など約70人が参加した。
企画を担当する茨城県企画部の松本和記さんは「ワークショップに参加いただき、難解と思われがちな現代美術と仲良くなってもらいたい。アーカス・プロジェクトのさまざまな活動も知ってもらえれば」と話す。
参加には事前の申し込みが必要。申し込みは、メール(chikei4@pref.ibaraki.lg.jp)で受け付けている。締め切りは2月3日。同ワークショップは2月13日、アーカス・スタジオ(守谷市)でも行われる。