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筑波大生運営のテニス国際大会、さらに学生色濃く 「地域と共に」

筑波大学MEIKEIオープンテニス 実行委員の高井敬太さんと草野京香さん

筑波大学MEIKEIオープンテニス 実行委員の高井敬太さんと草野京香さん

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 テニスの男子プロ国際大会「筑波大学MEIKEIオープンテニス」の開催が決まった。場所は筑波大学体芸テニスコート(つくば市天王台1)。2020年3月22日から29日まで。企画運営は筑波大学庭球部。

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 同大会は今年で5回目。国公立大の学生が主体のテニス大会としては日本で唯一。今年からルール変更となり、正式にプロ向けの国際大会となった。コンセプトは「Next Innovation」。実行委員長の野間駿太さんは「プロの登竜門とも言える大会」と言い、「未来の錦織圭選手が生まれるかもしれない、大きな可能性がある」と話す。

 地域を巻き込み大会運営をしており、協賛金を入れた個人店をマップに掲載したグルメマップの作製などを昨年から行っている。「地域と共につくることを意識している」と野間さん。

 庭球部1年の草野京香さんは「入部する前は、年が変わらない先輩たちだけで大会を運営するなんてすごいと思っていた。今年は自分が関わることになってうれしい」と言い、「大会運営側の学生たちも一人のプレーヤーとして大会に出場する。勝ち進めるよう頑張ってほしい」と話す。大会ではマーケティングを担当し、「グッズを買ってもらえるよう工夫したい」と意気込む。

 運営資金も実行委員で集めるため、スポンサー回りを行い、大会開催100日前の12月12日からはクラウドファンディングにも挑戦している。集めた資金は、選手のプレー環境向上に使われるという。高井敬太さんは「選手たちのコンディションを考え、一流の大会と同じようなホスピタリティーを持って運営したい」と語る。「テニス好きな人はもちろん、チャレンジを応援したいと思っている方の目に留まり、大会へ足を運ぶきっかけになれば」と意気込む。

※上記イベントは新型コロナウイルス対策により中止となりました。(2月27日発表)

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