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つくばで南米民俗音楽を奏でる一日 「どこか懐かしい音を楽しんでほしい」

アシタバのメンバー。楽器は左からサンポーニャと呼ばれる笛、ギター、チャランゴ、パーカッション、ケーナ

アシタバのメンバー。楽器は左からサンポーニャと呼ばれる笛、ギター、チャランゴ、パーカッション、ケーナ

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 南米の音楽が楽しめるイベント「冬のアルスコンサート-筑波フォルク時代-」がアルスホール(つくば市吾妻2)で1月12日、開催される。

もっくん演奏の様子

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 「フォルクローレ」は南米アンデス地方を中心に演奏される民俗系の音楽の総称。日本では「コンドルは飛んでいく」などが知られている。出演は5人組のグループ「アシタバ」、ギター弾き語りの「もっくん」、ベネズエラ音楽のトリオ「Trio Los Borrachos」の3組。ギターやパーカッションだけでなく、南米ならではのケーナやサンポーニャといった笛や、チャランゴという弦楽器などで演奏される。

 出演者は筑波大学のサークル「フォルクローレ愛好会」のOBOG。「卒業したメンバーが集まり、風変わりだけど、どこか懐かしく優しい音色をお届けするコンサート」と「もっくん」として出演する川村葉月さん。1999(平成11)年の大学入学時から計6年間所属した。川村さんと同じ学年から2人のプロ奏者が出たり、南米に修行しにいく人も出たりするなど、「熱心な人もいた」という。川村さんは「平砂宿舎の前で聞いた先輩たちの演奏に感動し、入部を決めた。ケーナがやりたかったがうまく吹けずギターに転向した」と言い、「昔は夜も演奏し放題で楽しかった」と振り返る。

 伝統音楽ではあるが日本人が作った曲もあるという。日本でもプログループが存在し、「マイナー音楽の中ではメジャーなのでは」と話す。「普段は触れられない不思議な名前の楽器が奏でる音楽をお楽しみいただきたい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は13時30分~15時30分。入場無料。

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