つくばのNPO「自然生クラブ」、国際交流基金地球市民賞受賞

NPO自然生クラブのベルギー公演の様子

NPO自然生クラブのベルギー公演の様子

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 つくばのNPO法人「自然生(じねんじょ)クラブ」(つくば市つくば市臼井)の2009年度「国際交流基金地球市民賞」受賞決定が1月22日、国際交流基金から発表された。

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 同賞は、国際交流基金(ジャパンファウンデーション)が主催し、地域の変革や活性化につながる国際的な地域間交流や文化交流、相互理解の促進に顕著な貢献を行なった国内の団体・個人に贈られるもの。

今年度は推薦のあった82件の団体・個人の中から、同団体と浜松NPOネットワークセンター(静岡県浜松市)、NPOグリーンバレー(徳島県神山町)の3団体が受賞した。

 同団体は1990年から、筑波山ろくを拠点に知的ハンディーのある人を含む組織体を作って環境保全型農業を営み、その生活から生まれた感性を表現する活動を展開している。

 同団体は海外から障害のあるアーティストを招き、「ディファレント・アーティスト・イン・レジデンス」を開いているほか、デンマーク、英国、ベルギー、香港などの演劇祭や「越後妻有大地の芸術祭」(新潟、2009年)で「創作田楽舞い」を上演し、現地の人々と交流するなどの活動を行っている。

 同団体のディレクターで施設長の柳瀬敬さんは「活動を開始して20周年の年に受賞したことはうれしい。これからの活動の弾みになると思う」と受賞の喜びを語る。

 授賞式は2月25日、国際交流基金JFICホール(東京都新宿区)で行われ、受賞団体には賞状と副賞200万円が贈られる。 

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