つくばエキスポセンター(つくば市吾妻、TEL 029-858-1100)のプラネタリウムで3月3日から、オリジナル新番組「重なる星の奇跡」が上映される。
同施設は季節ごとにプラネタリウム用のオリジナル番組を企画・制作しており、今回上映される「重なる星の奇跡」もその一つ。同番組は、今年の5月21日に日本各地で見られる金環日食をテーマに作った。
今年起きる金環日食は九州から東北南部までの広い地域で観測でき、東京で観測できるのは江戸時代の1839年以来の173年ぶりという。
同施設広報担当の小林弘幸さんは「見たくてもなかなか見ることのできない天体ショー。実際に見られる日までに、この番組で予備知識を得てもらえれば」と話す。
併せて、金環日食へ向けた講座や観測グラスの製作教室なども企画しているという。
プラネタリウムの料金は、大人=800円、子ども=400円。上映は来年5月27日まで。