つくばロックフェス「GFB」が7月14日・15日の2日間、豊里ゆかりの森(つくば市遠東)で開催される。
GFBとは、「Goose Fresh(鳥肌)Beat」の頭文字をとったもので、「ライブを通じて鳥肌が立つような体験を」という思いから始まった野外音楽イベント。「ロケットダッシュレコード」が主催する。開催は今年で4回目。これまで、茨城県民を優遇する特別割引チケット「茨城券」、フォロワー数が増えるごとにチケットの金額が下がっていく「ツイッター割引企画」などの新しい試みを打ち出している。
ロケットダッシュレコードの伊香賀(いこうが)守さんは「最初は、自分が茨城でもっと音楽を楽しみたいと思ったのがきっかけ。県内から都内へ移り音楽活動を行う人が増え、都内から地方へ出てくる機会もほとんど無い。地元で生の音楽を楽しもうとすると、聴く側が遠くまで移動しなければならない。そんな状況を何かで変えたかった」と話す。
ロケットダッシュレコードは伊香賀さんがほぼ一人で運営しており、フェスのスタッフはボランティアがほとんどだという。
「毎年フェスの時は友達が手伝ってくれるのがありがたい。それでも準備中は大変で、二度とやるまいと毎回思っている。それでも無事終了した時には充実感があふれ、次回開催を決定してしまう。毎年それの繰り返し」と伊香賀さん。
今年の出演アーティストは4月下旬から、順次発表していく。チケット料金は未定。茨城券は今年も販売を予定している。