つくばのプラネタリウムがオリジナル新番組-リアルな「南極」テーマに

昭和基地と天の川

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 つくばエキスポセンター(つくば市吾妻、TEL 029-858-1100)のプラネタリウムで6月1日、オリジナル新番組「南極 遙かなる星空」の上映が始まった。

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 同施設は季節ごとにオリジナル番組を企画制作。今回上映が始まった「南極 遙かなる星空」もその一つで、南極をテーマにした内容になっている。

 内容は、南極を中心にした南半球の星空を現地の写真や映像を交えながら体感できるもの。

 監修に第50次南極地域観測越冬隊員でもある武田康男さんを迎え、現地体験者ならではの情報を取り入れリアリティーを追求する。中でも、南極基地で撮影された写真を使った全周映像は迫力あるシーンの一つとなっている。

 番組を企画した武藤暢宏さんは「以前から制作したかった内容の番組。南半球の星座は国内では決して見ることができないので、新鮮な気持ちで楽しめると思う。武田先生の協力で貴重な資料を提供していただくことができ、南極をリアルに体感できる内容になった。欲を言えば、さらにリアリティーを出すために冷房をガンガンに効かせたいが、それはさすがに無理だった(笑)」と話す。

 一般公開前に行われた試写会では、南極地域観測越冬隊員のOBも同番組を視聴。「現地を思い出させる内容。現地のような厳しい寒さが無い分、リラックスして楽しめた」と話し、会場を盛り上げる場面も見られた。

 プラネタリウムの料金は、大人=800円、子ども=400円。上映は9月1日まで。

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