筑波山で現在、「筑波山梅まつり」と「筑波山福寿草まつり」が開催されているが、このところの暖かさも手伝い、今週末が見ごろとなりそうだ。
「筑波山梅まつり」(3月22日まで)は、約1,000本の梅の木がある筑波山中腹(標高250メートル)の筑波山梅林で開かれてお、今週末には紅梅はほぼ満開、白梅も五分咲きを迎えるという。一方、同山を走るケーブルカーの宮脇駅周辺、沿線には約3万本の福寿草が群生し、今月28日まで「筑波山福寿草まつり」が開かれている。こちらも今週末が満開を迎えそうだ。
来月22日までの期間中、筑波山を訪れる人たちに楽しんでもらおうと、梅茶サービス、野だて茶会(毎週日曜日)、筑波山名物ガマの油売り口上などを実施。期間中の土曜・日曜・祝日には、筑波山周辺で無料周遊バスも運行されている。併せて「観梅スタンプラリー」も実施しており、抽選で、宿泊券や地元物産品が当たる。
都内から花見に来たという60代の夫婦は「気持ちが良く、春が来たという感じ。咲きそろった梅、黄色の福寿草の群生も見事」と話していた。
開花情報やイベント情報などは、つくば市観光協会のホームページで確認できる。