つくばや守谷を中心に茨城県南の子どもたちが在籍する「守谷子どもミュージカル」(TEL 0297-46-0031)が3月17日、取手市民会館(取手市)で「桃太郎」の公演を行う。
全国で約500人の団員が所属しミュージカル活動を展開している児童劇団「大きな夢」の地方劇団である同劇団。NHK放送劇団、劇団昴、劇団四季で経験を積んだ青砥洋(あおとよう)さんが演技指導や演出全般を担当する。
「将来を担う子どもたちが自分の可能性を信じて夢に向かって前向きに成長し、より多くの人に感動を与えることや、新しい文化コミュニティーが生まれることを目指している」と守谷父母会会長の宮尚美さん。
公演する「桃太郎」のストーリーは、仲間との交わり方や助け合い、感謝の気持ちを学ぶことができるオリジナルの内容。動物と話ができることから村人たちに「桃から生まれたばけもの」と呼ばれる桃太郎、鬼に父親を殺されたが「鬼の気持ちをわかりたい」と話す村娘、角を持って生まれたことを苦しんできた鬼姫などが登場する。
宮さんは「他者とわかり合い尊重しながら生きていく展開は、子どもだけでなく大人も明日への希望を感じるはず。多くの人にご覧いただければ」と話す。
開演は13時、17時の2回。チケットは、前売り券=1,200円、当日券=1,500円。