「10年着たいと思える服」がコンセプトのアパレルブランド「10YC」が5月11日、12日につくば駅前コワーキングスペース「up Tsukuba」(つくば市吾妻1)で試着販売会を行う。つくばでのイベント開催は今回が初。
ブランド名の10YCは「10 Years Clothing」の略。「10年着たいと思える着心地」を追求し、Tシャツやスエット、アイロンが要らないシャツなどを展開する。
同社は店舗を持たず、インターネットでの販売がメイン。昨年11月から「POP UP」と称して全国を巡り、トークイベントなどと共に試着販売会を行っている。社長の下田将太さんは「ウェブサイトで買う前に、実際に触り、着てから買いたいという方が増えてきた。10YCに初めて出合う方やいつも支えてくれている方に直接会ってみたいという気持ちもあった」と、始めた経緯を話す。
今回はカレー店や絵本店、整体などと共に出店する。「ただ洋服を売るだけではなく、僕たちもつくばの人や街について知れたらうれしい。たくさんの仲間と盛り上げたい」と意気込む。
会場となるup Tsukubaの代表、江本珠理さんは「10YCは同世代の起業家。応援の気持ちとして場所を提供する。彼らの製品を茨城県内で触れられるのはこの2日間だけ。製品に関する裏話やこだわりを聞きながら、質の良い服やその他のコンテンツを楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~18時。入場無料。