「10年着たいと思える服」がコンセプトのアパレルブランド「10YC」が11月16日・17日につくば駅前コワーキングスペース「up Tsukuba」(つくば市吾妻1)で試着販売会「POPUP STORE in Tsukuba」を行う。つくばでのイベント開催は今回で2回目。
ブランド名の10YCは「10 Years Clothing」の略。「10年着たいと思える着心地」を追求し、Tシャツやスエット、アイロンが要らないシャツなどを展開する。同社は店舗を持たず、インターネットでの販売がメイン。2018(平成30)年11月から「POP UP」と称して全国を巡り、試着販売会を行う。
前回のつくば開催について同社社長の下田将太さんは「すごく盛り上がった。温かみを感じたことが印象に残っている」と言い「ただ洋服を買うのではなく、そこに込められている思いや製造工程などの裏側を知って納得してから買うという人が多かった」と話す。
「今回の目玉はスエット。裏側の糸や編み方にこだわりがあり、肌触りよくてずっと着ていたくなる気持ちよさと耐久性を合わせ持つ生地。肌触りよく、長く着られるように作られているのが特徴」と力を込める。
自社製品であるTシャツのカラーを染め直す「カラーリフォーム」というサービスの受付も同イベント中に行う。「自分たちが作った洋服をできるだけ長く着てほしい」という思いで始めた同サービス。通常はTシャツを郵送するが、イベント中に希望の色を伝え手渡し。後日染め直されたものが発送される。「前回買ったTシャツが夏を経て、汚れて着られなくなってしまった人はぜひ持ってきてほしい。どの色に染め直すか一緒に考えたい」と参加を呼び掛ける。
開催時間は11時~18時。入場無料。