健康増進のための複合施設「マンマヴィレッジ」(つくば市横町)が9月1日、オープンして2カ月を迎えた。運営はORIGINESS。
同施設では「運動と食」をテーマに、パーソナルトレーニングやピラティスのレッスン、ぬか漬けを学ぶクラスなどを開講。茨城県産のドライフルーツなどの販売も行う。ORIGINESS社長の川谷響さんは土浦出身。筑波大の大学院を2019(平成31)年3月に卒業し、6月にORIGINESSを立ち上げた。
川谷さんは「食事と運動の両方にどちらか一方だけでは健康はつくれない。両方を体験できる施設はなかなかなかった」と言い、「それぞれのライフスタイルに寄り添うように心掛けている。せっかく学んだことも習慣にならないと意味がない。無理なく続けられるようにサポートしたい」と話す。「子育てが一段落してやっと自分の時間が取れたという方が多い。体をケアするのに早すぎることはない。自分自身を大事にするために来てほしい」と呼び掛ける。
「以前、テクノパーク桜で施設運営をしていた時に商店会の人たちに助けられ、地元の経営者同士で助け合う重要性を実感した」ことから、地域とのつながりも重視。つくば最大の祭りである「まつりつくば」ではテクノパーク桜商店会の一員として出店した。「横のつながりが生き、異業種でコラボすると新しい価値が生まれていくことを実感した」とも。9月には薬剤師を招き、妊活のセミナーを行う予定。
開館時間は10時~18時。レッスンの予約はホームページと電話(TEL 029-819-4427)で受け付ける。