障がいについて考えるイベント「親子でいっしょに障害平等研修(det)~どんな人でも暮らしやすいつくばを一緒につくろう~」が9月23日、自立生活センターほにゃら(つくば市天久保2)で行われる。
「障害平等研修(Disability Equality Training)」は、「社会にある『障害』を考える手法の一つ」として行われる。司会進行を障がい者が務めることが特徴。元はつくばの市民大学で開かれていた講座だったが、終了となり、川端さんがファシリテーターの資格を取得して今回の研修を開く。川端さんは「例えば、車いすだと入りにくいお店があるが、スロープを付けたり空間を広くしたりするだけで問題なくお店を楽しめるようになる。障がいとは社会や環境がそうさせている状態と捉える」と話す。
川端さん自身は脳性まひによる言語障がいがあるため、「発音を聞き取ってもらえない場合が多い。そんなときは何回でも聞き返してもらえればコミュニケーションできるのに、聞き返すことは失礼だという思い込みがある」という自身の経験もあり、今回の研修を行うことに決めた。「子どもの頃から、障がいとは何かを立ち止まって考えてもらう機会になれば」と話す。
開催時間は10時~12時。対象は小中学生とその親10組。申し込み締め切りは9月13日。参加無料。