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つくばのベンチャー企業開発の医療相談アプリ、登録医師数100人に

「LEBER」CMOの多賀世納さん

「LEBER」CMOの多賀世納さん

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 つくばのITベンチャー「AGREE(アグリー)」(つくば市谷田部)が開発・運営を手掛けるスマートフォンアプリ「LEBER(リーバー)」が8月23日、登録医師数100人を超えた。

 医師のすきま時間と相談者をつなぐ「ドクターシェアリング」を提供する同アプリは、体調不良の箇所を選択していき、現役の医師にアプリを通じて直接相談できるのが特徴。

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 同社CMOの多賀世納さんは「病院に行くか行かないか悩むレベルの不調を相談し、重大なことになる前の予防として活用してもらいたい」と話す。

 厚生労働省によると、茨城県は人口に対する医師の割合が全国で2番目に少ないという。多賀さんは「夜間の救急外来の需要が増えている中で、このアプリを利用し、医師の負担も軽減したい。その中で登録医師数が増えてきたことはうれしい。全国各地から医師が集まっている」と話す。

 同社では茨城県内4市町で2019年5月から行っている、同アプリの実証実験の結果、子育て世代の利用が増えていることが分かったという。ユーザーの80%から『不安が減った』というアンケート結果も出た。「単に子どもについてだけでなく、子育て中の保護者本人の相談にも使ってもらっている」と多賀さん。「子育て世代を軸に、あらゆる世代に使ってもらえる医療相談を身近にできるサービスにしていきたい」と意気込む。

 同社では現在、一般ユーザーだけでなく企業向けの福利厚生として活用してもらえるよう事業を展開しているという。「これから秋に向けて体調を崩す前に、少しでも不調を感じ取ったらこのアプリを思い出してほしい」と多賀さん。

 アプリはGoogle PlayとApple Storeで無料ダウンロード配信している。相談料は有料。

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