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つくばに「おやつとごはん」のテークアウト店 地中海の味を楽しんで

オーナーのサハナモハメッドさんと彩さん

オーナーのサハナモハメッドさんと彩さん

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 地中海のお菓子や総菜のテークアウト専門店「地中海のおやつとごはん Sahkana(サカナ)」(つくば市上郷)(TEL=070-4441-7454)が1月16日、オープンした。

 チュニジアやフランスで日常的に食べられているパン類や菓子を中心に、クロワッサン(250円)といった甘いパン、デーツ(120円)や、レモンケーキなどの菓子、ニース風ピザやサンドイッチ、キッシュなどのおかずパンをそろえる。ドリンクはアメリカ―ノ(250円)、エスプレッソにスチームミルクを加えたフラットホワイト(400円)、ハーブティー(300円)など。

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 オーナーはチュニジア出身のフランス人サハナモハメッドさんと桜川市出身のサハナ彩さん夫妻。店名の由来はアラビア語で「サハナ」と発音する名字をフランス語読みすると「サカナ」という音になることから。「できるだけ地域の素材を使いたい」とごきげんファーム上郷の卵を使用。全ての商品はハラル対応している。

 2014(平成28)年に出会い、滞在先のニュージーランドで飲食店に勤めた彩さんと、「どうしてもフランスの味が恋しくなり」独学で菓子作りを習得したモハメッドさん。当初はインターネットでレシピを検索し、その通りに作っていたが、自分なりのアレンジを加え独自のレシピを作っていった。「独立して店を持ちたい」とフランスの菓子店で経験を積み、2018(平成30)年に茨城県内で自宅兼店舗を探し、つくばへ移住した。

 オープンから3週間たち、モハメッドさんは「毎日忙しくできている」と笑う。「フランスでは朝食に甘いものを食べるが、日本では朝からサンドイッチやキッシュなどが好評で驚いた」と文化の違いを感じた。彩さんは「地元の人に来ていただけることがうれしい。オープンから2週間は毎日すぐに売り切れてしまったが、リズムがつかめるよう努力している」と話す。

 「特別な地中海料理やお菓子だけではなく、日々の糧になるようなものを作っている。日常的に足を運んでいただければ」とモハメッドさん。今後について「今はテークアウト営業だけだが、庭のハーブを使ったメニューを充実させ、テラス席を広げてカフェにもしてみたい。将来的にはチュニジアの雑貨やオリーブオイルなども販売していければ」と言い、「コロナで先行きは見えないが、やりたいことはたくさんある。日々工夫して営業していきたい」と意気込む。

 営業時間は平日=6時30分~8時30分、18時~19時、土曜・日曜・祝日=8時30分~18時。水曜定休。