つくばエキスポセンター（つくば市吾妻2、TEL 029-858-1100を）で1月30日、燃料電池自動車（FCV）の「日産X-TRAIL FCV」に試乗し、その仕組みなどを知る講座が開講される。

　「JSTイノベーションサテライト茨城」と「つくば科学万博記念財団」は、最先端の科学を工作･実験･観察などを通して、子どもから大人まで楽しみながら学習できる「わくわくサイエンススクール」を開講。1回目となる今回は、環境にやさしい燃料電池自動車の仕組みを、キットカーの工作や試乗を通して親子で学ぶ。

　講座では、受講する子どもと保護者が、つくば市内の一般道約1.5キロのコースを試乗できるほか、FCVの仕組みが分かるキットカーの工作とレースも予定。日産自動車の岩崎雅彦さんが講師を務める。

　講座を担当するJSTイノベーションサテライト茨城の山本奈美さんは「FCV一般道試乗という実体験もある講座。親子で楽しみながら、これからの環境問題やクリーンエネルギーについて興味をもってもらえれば」と話す。

　開講時間は10時30分～、13時～、15時～（各40分）。対象は小学5年生～中学3年生(小学生は保護者1人の同伴が必要)。申し込みは、「JSTイノベーションサテライト茨城」のホームページから。