紙の詰め合わせイベント「はぎれ市」が2月15日・16日、黒田印刷「DECO-CARDトレーラーハウス」(つくば市栗原)で開催される。
今回で3回目となる同イベントは1970(昭和45)年創業の黒田印刷が主催。「印刷業を飛び出し、どんどん新しいことにチャレンジしていきたい」と黒田尚美さん。紙のビュッフェだけでなく、新企画である「ポチ袋ビュッフェ」や早いもの勝ち限定セット商品もあり、地元つくばの文具ブランド「ルーチカ」の商品も置く。
「仕入れた紙を通常の業務内で使い切るということは難しい。印刷に失敗することもあるため余分に仕入れざるを得ない」と言い、余った紙を同イベントで並べる。「通常だと高価な珍しい紙もある。一般には手に入らないものもある」と言い、「知っている人は高いものを選んでいく」と笑う。特殊な加工が入ったものやラメ入りのものはレアだという。
業務の合間を縫って準備を進める。「季節ごとに開催すると決めた。前回よりも多くの人に来てもらいたい」と意気込む。「前回も、デザイナーなどの専門的な人だけでなく、一般の方にも楽しんでもらえた。この輪を広げていきたい」と語る。「今回は間に合わなかったが、春になったらキッチンカーを出すといった、トレーラーハウスや敷地の利用で新しいチャレンジをしていきたい」と意気込む。
開催時間は10時~16時。入場無料。