つくばエキスポセンター(つくば市吾妻、TEL 029-858-1100)のプラネタリウムで現在、「拡がる宇宙-ハッブル宇宙望遠鏡の挑戦」が上映されている。
ハッブル宇宙望遠鏡が運用20年を迎えたことから企画された番組で、星の一生についてハッブルが捉えた美しい画像を織り交ぜ紹介する。「冬の星空も見どころ」と同館担当者。
ハッブル宇宙望遠鏡は1990年にスペースシャトル「ディスカバリー号」によって打ち上げられた宇宙望遠鏡。これまで5回の修理を経て、現在も天体を観測し続けている。その画像は、地球の大気の影響を受けないので鮮明だ。
運営業務部の佐藤大亮さんは「冬の星空は、星が誕生する場所として知られるオリオン大星雲、幼少期のプレアデス星団、星の最後の姿であるカニ星雲などがそろい、星の一生を理解するには最適」と話す。「冬の星空は1等星が多く、四季の中で最もきらびやかな星空。ハッブルが捉えた美しく神秘的な画像ともに楽しんでほしい」とも。
上映時間は約40分間。上観覧料は、大人=700円、子ども=350円。同番組の上映は2月27日まで。