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つくばのパン店「クーロンヌ」が竹園にカフェ併設店舗 店内にピザ窯も

天然芝を敷いた公園が目の前に広がる「Caf? Boulangerie Takezono」外観

天然芝を敷いた公園が目の前に広がる「Caf? Boulangerie Takezono」外観

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 人気パン店「クーロンヌ」が11月27日、カフェ併設店舗「Cafe Boulangerie Takezono(カフェブランジェリータケゾノ)」(TEL 029-846-5780)をつくば市竹園にオープンする。

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 つくば市内で3店舗目となる同店。場所は、マンション「デュオヒルズつくばセンチュリー」敷地内にあり、目の前に公園が広がる。「公園を通じて地域の人々とじかに触れ合える。公園でパンを食べてほしい」とクーロンヌジャポン社広報部長の久保秀二さん。

 「新しい店舗を作るときは毎回、新しい挑戦をするようにしている」とも。店内にはピザ窯を設置し、カフェ用に新メニューも開発。「今までのクーロンヌの集大成」と力を込める。席数は、店内4卓、テラスは公園まで広がる。「お客さんの層も全然違うため、今までのセオリーが通じないぶん緊張はするが、新しいお客さんやスタッフとの出会いは楽しみ」と久保さん。

 店長の三代隆洋さんは「店舗それぞれの個性を生かしつつ、目の前の一人にどうやって喜んでもらえるかを常に考えている」と話す。三代さんは前職であるパティシエの経験を生かしカフェメニュー考案に注力する。久保さんは「数年前までは特別なイベントやセールなどもやっていたが、徐々になくしていった。そういったことよりも、目の前のお客さんの満足を考えている。それが喜ばれているのでは」と話す。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、他店舗ではパンの袋詰め対応や、入場制限などさまざまな対策を講じた。三代さんは「焼きたてのパンを出したいが、冷めてから袋に入れなければならないことは歯がゆかった。その中でも『菓子パンは袋に入れておいた方が状態はいい』といった気づきもあった」と振り返る。「困難な時期でも、変わらず大切にすることは人材育成。人を育てる視点を常に持っている」とも。新店舗スタッフは徒歩や自転車圏内に住む人からの応募が多かったという。「地域と共に店を作っている感覚がある」と三代さん。

 「気が付いたらパンが横にあるという風にパンを身近にしていきたい。昼間から店内でお酒も飲めるようにして、日常も非日常もある店にしたい。生活の中に組み込んでもらえるよう努めたい」と意気込む。

 営業時間は6時30分~18時。水曜・第1火曜定休。

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