つくば市のフットボールクラブ「つくばFC」のレディースチームが7月29日、鹿島スタジアムで行われた茨城県女子サッカー選手権大会の決勝戦で勝利し、優勝を決めた。
決勝での対戦相手は「KASHIMA-LSC」で、4対1でつくばFCレディースの勝利。この勝利で同チームは関東大会に進むことが決定し、チームの念願である「なでしこリーグ参入」も具体的な視野に入ってきた。
同チーム監督の福本琢也監督は「先制を決められてしまったが、前半で逆転できたのが良かった。ロングシュートも決まるなど、選手たちも去年より落ち着いてプレーしているように感じた。ただ、今日の調子のままではこの後に控えている関東大会は厳しいかもしれない。大会が始まる10月までの時間を活用し、関東大会優勝を目指す」と話す。
なでしこリーグへ参入するためには、関東大会の後に控える参入決定戦も勝ち進まなければならず、同チームは去年そこで敗退してしまっている。
「念願でもあるし、われわれのチームは勝たなければならないという使命感も持っている。必ず勝ち進んで、つくば市を女子サッカーのメッカとしたい」と力を込める。