炭アースで収穫量向上-つくばの企業が農地で実験

土壌に埋め込んだ活性新炭

土壌に埋め込んだ活性新炭

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 つくばの環境改善企業「グリーンケーズ」(つくば市梅園)が3月16日、農地で行った炭アースの実験結果を公開した。

 「活性新炭」という高温処理により製造された木炭を扱う環境改善事業を展開している同社。今回行った実験は、果樹園の四隅に活性新炭を埋め、アース棒を差し、それぞれを銅線でつないでアースで畑を囲うもの。

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 社長の河添康徳さんは「活性新炭は脱臭能力なども備長炭よりも高い。いろいろと用途を探している中で、今回の実験を行った」と話す。実際に約200坪のブドウ畑で実験した結果、収穫量が1割ほど増え、ブドウの粒も大きくなり、糖度も増したという。

 「アースが土壌内の地場を調整して、根や幹、葉などが活性化した」という結論が出たが、今後の実験で細かな数値の計測を行い具体的な効果を見い出していく。現在はブドウだけでなく、キュウリ畑やネギ畑など、さまざまな植物で実験中という。

 一方、副作用として「地表も含め土壌の環境が良くなったせいで小動物が多く集まってしまい、動物被害が増えた」とも。

 「畑の土に炭を混ぜ込むのも効果があると認知されていたが、アースでも効果が見込めた。この炭を土壌開発に利用してもらえれば。農家の方にも協力してもらい、炭を使ってより良い環境作りを目指したい」と河添さん。

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