筑波山神社(つくば市筑波1)で2月10日・11日、年中行事の「年越祭」が行われた。
同祭では、神社でお払いを受け身を清めた「福男」が福豆や福物をまく「豆まき」で、除災招福や厄よけを祈願する。福男は厄年や年男にかかわらず毎年続けて奉仕できる。今年も約600人の男女が参加し盛大に豆をまいた。
10日は14時から1時間ごとに6回、11日は14時から5回行い、多くの観光客が豆拾いに参加した。福豆や福餅は福引券付きで、筑波山麓の銘柄米や酒のほか、電化製品や自転車などの大きな福物も提供された。
千葉県から訪れ豆まきに参加した親子は「筑波登山に来て偶然参加することができた。たくさんの福物を頂けてうれしい。厄よけにあやかり、今年一年元気に過ごせそうな気がする」と話していた。