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つくばで「子連れ美術館体験」-産前産後女性支援NPOが主催

ニキ美術館での美術館探検開催の様子

ニキ美術館での美術館探検開催の様子

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 つくばの「子連れスタイル推進協会『らくふぁむ』」(TEL 029-851-7373)が3月1日、赤ちゃんや幼児連れの親子と美術館を巡る「子連れ美術館探検!in 茨城近代美術館」を開催する。

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 同協会は1月23日にNPO法人として認証を受け、産前産後の女性を応援する活動を本格的に開始。同27日には子連れの家族を対象とした無料のバスツアー、2月20日には「働く女性のセミナー」など、子育てと社会が共存する環境「子連れスタイル」を提案し広めている。

 代表の光畑さんは「子どもと一緒だとできない、あの場所には行けない、と思っているママがたくさんいる。けれど『子どもや赤ちゃんが社会にいるのは当たり前。一緒に出掛けるのも当たり前』と発想を転換すれば子育てと社会は共存できるはず」と話す。「ルールやマナーを学んで子連れで社会に出よう。それが家族、地域、社会を変える一歩になる」とも。

 当日の開催内容は、赤ちゃん連れらくらく美術館セミナー=10時~10時30分、美術館見学=10時30分~12時、探検リポート記入=12時~12時30分。

 セミナーでは、ミュージアムティーチャーと現役ママが赤ちゃんのあやし方、楽しみ方をレクチャー。見学では、横山大観の全長40mの大作「生々流転」などを鑑賞する。

 同イベント担当の今井さんは「美術館は『子連れで行きづらい』という先入観を持たれている場所の一つ。そんな不安や疑問を解消できる企画なので、遠方のママやパパにも道中楽しみながら来ていただければ」と話す。

 開催時間は10 時~12 時30 分。参加費830円(企画展入場料のみ)。ミュージアムティーチャーによるセミナーは先着20組限定。「らくふぁむ」スタッフも同行。

 オプションとして、コレクションミニガイド=14時~、陶芸家板谷波山没後50年記念映画「波山をたどる旅」=15時~も実施。参加無料。

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