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つくばの学童がパン店と商品開発 「リピートしたくなるパンを」

探究プログラム参加の児童

探究プログラム参加の児童

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英語で幼児教育や学童保育を行う「Kids Creation」(つくば市桜1)が、パン店「ぷーぱん」(桜の森6)と、「子どものお金の学校」と3者のコラボレーションでパンの商品開発を行っている。

 同スクールでは2018(平成30)年より「探究プログラム」という総合学習の時間を取り入れている。2019年度の同プログラムのテーマは「ヒット商品、売れるパンを作る」。8月28日に、企画したパンを保護者向けに販売することが目標。6月までに5回授業を行った。

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 スクール代表の宮嶋さやかさんは、プログラムについて「ただパンを作って終わりにしたくない。100円のパンが売れたら、そのうち利益はどれくらいになるのか、利益の割合を増やすためにどんな工夫をすれば良いかなどを考えられるようになってほしい」と話す。「商品を売るためにはどうやってPRするかといった視点も養う」とも。

 ゲスト講師はパン店「ぷーぱん」の木下悟さん、弘美さん夫妻と「こどものお金の学校」を主宰する渡辺剛徳さん。子どもたちはパンについての講義を受け、試作などを行い、マーケティングや原価計算、販売についても学ぶ。木下夫妻は子どもたちとパンを作ってみたいという夢を元々持っており、「こんなにも早くかなうと思わなかった」と快諾したという。

 パンの味や中身を企画する時間では、木下さんにインタビューし、「パンを購入した人が、また買いに来てくれるとうれしい」というエピソードから「リピートしたくなるようなパン」というコンセプトが生まれた。

 「『また買いたくなるパンってなんだろう』という疑問から『毎日食べても飽きない』といった意見が出た。大人は結論を出すのではなく、問いを立てる役に徹している」といい、「実際に手と頭を動かすのは子どもたち」と宮嶋さん。

 昨年度のプログラムの経験を生かし、子どもたちはプレスリリースを書いたり、チラシを作製したりするなどを計画しているという。園内で一日限りで行う「出張ぷーぱん」での販売のほか、「ぷーぱん」店頭で子どもたちによる販売も行う予定。

 今後の授業の様子はSNSなどで発信する。

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