土浦の老舗料亭「霞月楼」（土浦市、TEL 029-822-2516）の屋形船「霞月丸」が5月2日～4日の3日間、霞ヶ浦で乗り合い運航を実施する。

　霞月丸は、霞月楼が創業120周年の記念事業として昨年購入して霞ヶ浦での運航を開始。地域のイメージアップにつながる観光資源としても注目を集めている。これまでは団体客向けの運航が主だったが、少人数でも利用しやすいようにと、GWに合わせて乗り合い運航を企画した。

　霞月楼の堀越礼さんは「120周年を機に中小企業支援制度を利用して屋形船を購入した。土浦港に屋形船を復航することができた。今後本格的に運行し、地元の伝統の味や文化、自然の豊かさを伝えていけたら」と話す。

　霞ケ浦湖畔の風情ある景色を楽しみながら伝統料理が味わえるプランとあって、既に予約が多数入っているという。

　同クルーズは、霞ヶ浦のラクスマリーナ（土浦市）を16時に出航。乗船時間は約2時間。乗船料は6,000円。引出し式弁当とソフトドリンクが付く。悪天候の場合は料亭霞月楼本店での食事となる。