つくばで福島からの避難者支援-ボランティアは延べ1,000人超える

いわき、福島ナンバーで満車の駐車場

いわき、福島ナンバーで満車の駐車場

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 東日本大震災から3週目に入り、つくば周辺の交通網がおおむね回復したことからつくば市内の物流は安定傾向にあり、懸念されていたガソリン不足・渋滞も解消に向かっている。

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 ボランティアによる支援活動も積極的に行われており、つくば市災害ボランティアセンター(つくば市役所内 TEL 029-883-1360)へのボランティア登録者は延べ1,083名(27日現在)となる。

 「震災直後は破損物の撤去、水くみなどの依頼による活動が大半を占めていたが、16日に市内全域すべてのライフラインが復旧した頃から市内はだいぶ落ち着いた様子。現在は、福島県からの避難者への活動がほとんど」と言う(同センター苅谷由紀子さん)。

 震災から2週間が過ぎた24日現在、福島からの避難者は、洞峰公園体育館(二の宮)=319人、国際会議場(竹園)=225人。 いずれも当初の受け入れ予定数を超え、駐車場はいわきナンバーの車で満車の状態。日々約50人のボランティアが物資の仕分け、情報対応、医療サポートなどで活動している。

 同センターは現在、ニーズの把握が間に合わないためボランティアの募集を一時休止している。

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