縁結びの聖地で短冊を-筑波山頂で「七夕まつり」開催へ

夏の筑波山を彩る七夕飾り(昨年の様子)

夏の筑波山を彩る七夕飾り(昨年の様子)

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 筑波山で7月28日~31日、「筑波山頂七夕まつり」が開催される。

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 標高800メートルの筑波山頂に20本の七夕飾りが舞い、夏の筑波を彩る。今年で8回目。

 東日本大震災により通行が禁止されていた筑波登山道も順次通行が可能となり、今月10日に全ルートが開通した。現在は、落石防止の工事も完了し夏の登山を楽しめる。

 「筑波山は筑波男の神(おのかみ)イザナギノミコトと筑波女の神(めのかみ)イザナミノミコトをまつっており、昔から夫婦和合、縁結びの神様として知られている。メーン会場となる『御幸ヶ原』はイザナギノミコトとイザナミノミコトが行来する場所とも伝えられている」と筑波観光鉄道のイベント担当の渡辺充彦さん。

 期間中、七夕飾りに飾ることのできる短冊1000枚を用意し、ケーブルカー・ロープウエー各駅・筑波山頂各売店で配布する。ケーブルカー利用客を対象としたお楽しみ抽選会も実施。賞品として筑波山の人気旅館宿泊券などを用意する。

 渡辺さんは「筑波山の山頂は海抜0メートル地点よりも約5℃気温が下がる。夏山の自然の涼しさを体感してみては」と来場を呼び掛ける「縁結びの聖地筑波山で想いを短冊に込めてみては」とも。

 夏の電力事情を考慮し、例年実施してきたケーブルカーの夜間運行は中止。

 今月30日・31日は、小学生以下のケーブルカーの乗車が無料となる。

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