
ホテル日航つくば(つくば市吾妻)が現在、「ペットボトルロケット作り体験ができる宿泊プラン」を販売している。
2022年10月に同ホテルが始めた「つくたび」プロジェクトの一環。ゲストと地域の人、ホテルスタッフが一緒に旅を作り上げることを目指している。同ホテルではこれまで、親子料理教室、サイクリング、つくばワインを楽しむツアーなどの宿泊プランを展開しており、延べ500人以上が利用している。
8月16日・17日限定で用意する夏休み恒例の同プランは今年で4回目。NPO法人宇宙アドバイザー協会理事で元「宇宙航空研究開発機構(JAXA)」試験センター長の三枝博さんが講師を務め、ペットボトルロケット作りから打ち上げ体験までを行う。使い終わったペットボトルと牛乳パックを再利用してロケットを製作することでSDGs要素も取り入れる。
1日目は14時からロケット作り体験、夕食後に三枝さんが「宇宙に関する質問コーナー」を設ける。2日目は筑波学院大学グラウンドでロケットの打ち上げ実験を行う。
同ホテルスタッフの増渕康弘さんは「夏休みに家族で一緒に体験できる機会を提供したい。ペットボトルロケットは100メートルくらい飛ぶこともあり、途中から保護者が真剣になることもあるほど。遊びながら力学なども学べる本格的な内容で、互いに子どもが情報交換しながら工夫する姿もある」と話す。
対象は小学生で定員15組。料金は、大人=2万2,800円~、小学生=2万1,800円、小学生(添寝)=1万4,800円(以上、1泊2食、体験代、講話代含む)。予約・問い合わせはホテル日航つくば宿泊予約サイトで受け付ける。