つくばの自然をテーマにイベント「つくばアースデー」-20年間の変化を紹介

防災科学技術研究所の納口恭明さんが扮する「ドクターナダレンジャー」

防災科学技術研究所の納口恭明さんが扮する「ドクターナダレンジャー」

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 つくばエキスポセンター(つくば市吾妻、TEL 029-858-1100)で2月27日・28日、つくばの自然をテーマにしたイベント「つくばアースデー」が開催される。主催はジオネットワークつくば(JST)。

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 JSTは、つくば市と研究機関、団体が集まり地球や環境のことを考える地域ネットワークで、これまでサイエンスカフェの開催などに取り組み、市民にわかりやすく科学のことなどを伝え、交流の場作りを行っている。

 27日は、防災科学技術研究所の納口恭明さん扮(ふん)する「ドクターナダレンジャー」が、地震やなだれのメカニズムを紹介するパフォーマンスショー(13時~13時30分)と、市民講演会(13時~16時30分)を開催。市民講演会は「つくばの20年」と題し、5人の研究者が、地域の地質、野生動物、農村景観、森林土壌、防災などの変遷などについて講演。翌28日は、リレーサイエンスカフェ(10時30分~15時30分)を開催。第1部「農の話」、第2部「自然とヒト」で、5人の研究者が講演を行う。

 JST主担当の古川竜太さんは「(これまでのサイエンスカフェなどに)団塊世代の方が熱心に参加してくれたり、研究者の話を聞いた親が子どもに伝えてくれたりということもでてきた。つくばらしい市民と研究機関とのネットワークは着実に成長していると思う」と話す。

 イベント参加には、つくばエキスポセンターの入場料(大人300円、小人150円)が必要。ただし、同イベントのチラシ持参で2割引になる。チラシはJSTのホームページからもダウンロードできる。

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