「筑波山梅まつり」開催迫る-筑波梅林で収穫した梅が梅干し・梅酒に

昨年の「梅まつり」の様子

昨年の「梅まつり」の様子

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 筑波山で2月18日から、「筑波山梅まつり」が開催される。つくば観光コンベンション協会(つくば市筑穂 TEL 029-869-8333)の主催で39回目。

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 会場となる筑波山梅林は、白梅、紅梅、緑が梅など約1000本の梅と、園内に散在する筑波石の巨岩とのコントラストが特徴。筑波山中腹の標高約250メートルに位置し、晴天時には富士山や東京スカイツリーを望むことができる。

 同協会の本間亮太さんは「筑波梅林は梅の収穫量が大変少なかったが、2010年1月に新たな剪定(せんてい)方法を取り入れてからたくさんの梅の実を収穫できるようになった」と話す。今年は開催期間限定で「筑波山の梅酒」(300ミリリットル、1,000円)と「筑波山の梅干し」(150グラム、250円)を販売する。

 梅林の梅を使った梅酒造りは初めての試みで、梅干しは5年ぶり2度目の販売。「昨年も豊作だったことから、筑波梅林産の梅で作った梅酒と梅干しの商品化が実現した。梅まつり会場でしか購入できない味と梅林の美しさを楽しんでいただければ」とも。

 期間中の土曜・日曜・祝日、筑波山梅林市営第一駐車場~筑波山神社前~つつじヶ丘間を無料周遊バスを運行する。梅茶の無料サービスや筑波山名物ガマの油売り口上のほか、毎週土曜には郷土芸能ステージ、日曜には野だて茶会も開く。つくば物産品のPR販売や市内や筑波山を巡るスタンプラリーも実施。

 開催は3月20日まで。

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