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筑波学院大内のフレンチレストラン、学食終了 新店舗に向け学生有志協力

クラウドファンディングに挑戦する筑波大生の高瀬さん、加藤さん

クラウドファンディングに挑戦する筑波大生の高瀬さん、加藤さん

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 筑波学院大学のキャンパス内で営業していたフランス料理店「カフェ ド グルマン」(つくば市吾妻3)が学食営業を終え、移転する。

 同店は1978(昭和53)年からつくばで約40年営業。筑波学院大学の当時の学長から「学生においしいものを提供してほしい」と依頼を受け、2017(平成29)年3月から学食提供のためキャンパス内へ移転。2年が経過し、大学側と経営方針に対する折り合いがつかず、学食としての営業を終え、新たな店舗で再スタートを切ることとなった。

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 移転に当たり現在、筑波大生の有志がクラウドファンディングに挑戦している。移転を予定する物件に厨房(ちゅうぼう)や水回りといった設備を整えるため、資金調達を呼び掛ける。

 クラウドファンディングを主導する筑波大学の4年生の高瀬一綺さんは「グルマンはつくばにはなくてはならない存在。これからもシェフが作る料理を食べたい」と思いを語る。同大4年生の加藤和さんは「新店舗のお掃除など、自分たちができる限りを尽くしてきたが、レストラン営業に必要な厨房と水回りの施設は自分たちではどうにもできない。グルマンが続いてほしいから、より多くの人から力を貸してもらいたい」と経緯を語る。

 筑波大生と一緒に畑を介し、「有機的」につながれる関係性をつくりたいと考えていたオーナーシェフの内田十九二さんは、同大学の農業系の学生とコンタクトを取り続けていた。昨年の春、その話を聞いた高瀬さんと内田さんがつながり、内田さん所有の畑を協同することになった。その他農業系を専攻する学生も集い、1年で畑を形にした。畑で採れた野菜は実際にグルマンで提供したり、袋に詰めて店頭で販売したりしている。

 新店舗の予定物件は、「つくばイオンモール」近くのカナダ製のログハウス。8月にプレオープンし、クラウドファンディングの支援者を対象にオープニングウイークを展開。本オープンは秋ごろを予定する。内田さんは「これまで関わってきたさまざまな人たちと有機的なつながりを実現できる場を目指す」と言う。

 クラウドファンディングは7月15日まで。

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