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つくばで一汁一菜の間借り朝食店 思い掛けないコミュニケーションも

カウンターで接客する小竹さん

カウンターで接客する小竹さん

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 間借り朝食店「a good day co.」(つくば市天久保3)が7月10日のオープンより2カ月を迎えた。

おにぎり1個セット

 メニューはおにぎりと日替わりのおかず1品とみそ汁が付いたセット(おにぎり1個セット=400円、2個セット=500円)。店主の小竹拓真さんは「朝ご飯はその日の最初の食事。大事にしてほしい」と言い、「朝なのでしんどくならないものを」と前日にレシピを考える。使う食材は「特に限定してはいないが、なるべく顔の見えるものを、と選ぶうちに自然と県産のものが多くなった」。

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 店は、ワインバー「43ponte」の営業時間外に間借りしている。小竹さんが働くチーズ店「ヴィアザビオ」の店主同士のつながりでオープンすることになった。「いつか店で使うと思い、食器などをそろえてきた。ずっと準備はしていたけれど、こんなチャンスがあるなら」とまずは間借りで、実験的に開店。現在はチーズ店の催事などで出張が多く、営業日は決めていない。

 土浦から来た来栖彩さんは「食器のこだわりが感じられた。隣の人と話せて、ほっとできる感じ」と初来店の感想を話す。

 筑波大で空間デザインを学び、卒業制作では朝食を食べる理想の空間を作品にした。留学先のイタリアで体験した、住人がエスプレッソとパンを片手に朝を過ごす風景が忘れられず、朝食を中心とした場づくりに興味を持ったという。屋号もロゴマークも卒業制作の段階で決めていた。「かなえたい空間のイメージは既にある。それを作り上げていきたい」と言う。

 店を始めてみて「自分や食事が間に入らないと起こらないコミュニケーションがあると、うれしくなる」と話す。「だからこそ、継続的に人に来てもらえるよう頑張りたい」。大切にしているキャッチコピーは「rice work」。「ライフワークとライスワークという言葉があるが、『食べる』をライフワークにする、という意味を込めた」と語る。

 営業日は不定。営業時間は7時30分~11時30分。

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