筑波実験植物園で「世界最大の臭い花」が開花間近-HPで近況公開も

大きさも臭いも世界最大級の「ショクダイオオコンニャク」

大きさも臭いも世界最大級の「ショクダイオオコンニャク」

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 筑波実験植物園(つくば市天久保4)で、世界最大の花「ショクダイオオコンニャク」が開花間近となっている。

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 ショクダイオオコンニャクは世界最大の花として有名な植物で、最大で3メートルほどにもなる。開花するのは7年に1度の2日間のみと、非常にまれ。大きさと共に有名なのが花の臭い。非常に強烈な腐臭を放ち、世界で最も醜い花とも呼ばれている。

 同園担当者の松本直子さんは「ギネスブックに記録されている大きさは3.1メートル。記録更新を注目しているが、まずは無事に開花してもらいたい。臭いが強烈だが、それも含めとても珍しい花。ぜひ見に来てもらいたい」と話す。

 今年3月16日に植えた球根が育ち、現在194センチメートル。成長が控えめになってくると開花が近いと言われているが、まだ成長は続いている。成長度合いから見て開花はもうすぐで、毎日の状況をホームページで公開している。

 「咲いたら2日間だけしか花を見ることができない。見たい方は毎日チェックしてもらって、すぐに来館してもらいたい」とも。

 開園時間は9時~17時。入園料は300円、高校生以下・65歳以上は無料。同園では6月2日~6月10日、クレマチス園の特別公開も予定する。

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