ノバホール(つくば市吾妻)で3月21日、つくば市PTA連絡協議会ランドセル寄贈キャンペーン「思い出のランドセルギフト」『ランドセルは海を越えて』-つくばからアフガニスタンへ-寄贈セレモニーが開催された。
同キャンペーンは、つくば市PTA連絡協議会として初めての取り組みで、全国的に見ても市のPTA全体でランドセル寄贈に取り組む例は珍しい。国際協力NPOジョイセフやランドセルメーカー「クラレ」の協力によるもので、つくば市の「アイラブつくばキャンペーン支援事業」として行われた。
これまで、この春に小学校を卒業する小学6年生や、すでに卒業した中学生に、使い終わったランドセルを寄贈セレモニーに持参するよう呼び掛けてきた。その結果、多くの反響を呼び、すぐに予定数に達したという。
セレモニーは「ランドセルの日」に合わせて行われた。寄贈先であるアフガニスタンと今回のキャンペーンを説明する映像を上映した後、同協議会の海老澤裕之さんが「皆さんの真心のこもったランドセルを受け取るアフガニスタンの子どもたちは喜びでいっぱい。同時に、皆さんの心にも彼らの笑顔で喜びが湧いてくる」とあいさつ。その後、寄贈する子どもたちが、ステージ上にいる中学生たちにランドセルを手渡した。
寄贈されたランドセルはアフガニスタンに運ばれ、現地NPOスタッフによって手渡しで子どもたちに配られる。