つくばのTX研究学園駅区域で4月29日、地元の特産物を使用した食のイベント「つくばの食 王座決定戦」が開催される。主催は「つくばの食を考える会」。

　つくば市は、筑波山の麓の豊かな自然に恵まれ農産物の生産が盛んなことから、数多く郷土料理が伝わる一方、TX（つくばエクスプレス）沿線の新しく開発された地域には、地元の新鮮な素材を生かした新しい料理が次々と誕生している。

　「つくばの名物料理を聞かれて即答できる人はいないと思う」と話すのは同会の勝村健司さん。「名物料理を決める大きなイベントを開催することで、観光促進、外食産業・地元生産者の活性化を図るのが狙い」だという。

　2月29日まで、応募も受け付けている。参加資格は、つくば市に事務所または店舗がある事業者、市内に在住または勤務の個人であること、食品衛生管理資格者、大会当日ある程度の量が提供できることなど。詳しくはホームページで確認できる。

　当日は、審査を通過した店のみが特設会場に出店。来場者が直接食べて投票し、その数により王座を決める。