つくばのホテルで地元小学生が絵本原画展-大震災・竜巻被害支援

林更紗さんが作画の「5ひきのあおむし」

林更紗さんが作画の「5ひきのあおむし」

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 オークラフロンティアホテルつくば(つくば市吾妻1)で7月27日、絵本「5ひきのあおむし」の絵の作者で、つくば市立東小学校に通う林更紗(さらさ)さんの企画展が始まった。

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 「5ひきのあおむし」は、更紗さんが通うアートスクール「e[Art]」を主宰するエリザベス・ロブレスさんが原作を担当し、大震災へのチャリティー作品として出来上がった絵本。

 企画立案当初は大震災へのチャリティーイベントとしていた同展は、準備期間中に発生したつくば市の竜巻被害も踏まえ、両災害へのチャリティーイベントに変更。会場である同ホテル開業30周年記念として、ロビーを展示スペースに使い、チャリティーボックスを設置。集まった義援金は東北とつくば市に寄付するという。

 同ホテルで企画を担当している堀靖隆さんは「30年間ホテルを続けてこられたのは、つくば市の皆さんのおかげでもある。何か恩返し的なことができればと考えていたところ、更紗さんの絵と出会った。小学生が描いたとは思えない絵と、チャリティーを目的として作られた作品に引かれた。ホテルのロビーを使っていただいて、思いの発信を共有できれば」と話す。

 展示時間は10時~18時(最終日は16時まで)。入場無料。8月15日まで。

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