筑波実験植物園(つくば市天久保4、TEL 029-851-5159)で11月29日から、「つくば蘭展2009」展が開催される。
同園は世界有数の野生ラン保存施設として知られ、今回は「つくばコレクション」と呼ばれる野生ランのコレクションから野生ラン約150種と園芸品種のラン350種を展示する。
併せて、「アジア最後の秘境 ミャンマーのらん・自然・ひと」と題し、ミャンマーのランの実物や写真、ランを育むミャンマーの自然やランとかかわる人々の暮らしなど、ミャンマーのランの全容も紹介する。「ミャンマーはアジアでもっともランの種の多い地域の一つと推定されているが、これまで実体が明かされていなかった」と同園担当者。
そのほか、ランの香気成分の体験コーナーや写真作品展、セミナーなどさまざまなイベントも予定する。
開演時間は9時~16時30分(入園は16時まで)。入園料は、一般・大学生=300円、高校生以下・65歳以上無料。12月6日まで。会期中休園なし。